こんにちは山瀬です。
木を題材にしたシリーズブログ「木を知る」。
今回は木が持つ「ぬくもり」について。
日本は昔から木を使った製品が多く、家も木造。
家具も木製品が主流でした。というより、自然素材以外に選択肢はないのですが…
昨今は木造ではあっても、壁・床・建具…さまざまなものに化学製品が使われるようになりました。
生活雑貨もプラスチック製品が多く、木に触れる機会が減っていますよね。
仕事もPCやスマホ、科学技術の進歩に伴い、大量生産された工業製品に触れる毎日かと思います。
たまに行くカフェやお店で
・木の食器
・木のティッシュケース
・木の雑貨
に触れた時にふと心が休まることはありませんか?
まさに、木のぬくもりに癒されるといった感覚だと思います。
この木のぬくもり、何となくそう感じる…
と、お思いかと思います。
でも、このぬくもりには理由があるんです!
一つは、熱の伝わり方。
木は熱が伝わりづらいので、冷たさや熱さを感じないことが理由なんです。
身近なところで言うと…やかんでお湯を沸かしたとき、金属は熱くて触れないけど、木の取っ手は触れますよね。
もう一つは、調湿効果。
伐採され、加工した後でも実は呼吸をしているんです。
周りの水分を吸ったり吐いたり。
実際に樹脂系の塗装をしたフローリングと無垢材のフローリングを冷蔵庫で冷やしたら…
びっくりするくらいに温度の差を感じます。
そして、結露の差もあります。
木は熱を通しにくく、調湿もしてくれる。
だからぬくもりを感じるんですね。
体感してまさに納得。
なぜこのような効果があるかというと、
木はたくさんの空洞を持った多孔質という構造をしています。
そこに水分を出し入れしたたり、空洞だから熱が伝わりづらかったりするんですね。
あとは、見た目のぬくもりもあると思います。
木目調の柄も流行っていますが、やはり、自然に生まれた木目。
色んな色が混ざり合って不規則な線を描いている。
奥行きのある色合いが優しさ、ぬくもりにつながっていると思います。
これは言葉では言い表せない部分かもしれませんね。
と、熱く語ってしまいましたが…
毎日過ごす家の中に木は取り入れられていますか?
最近実感したことなのですが、
木の無い空間にいると落ち着かないんです。
オフィスや公共施設って、無機質な空間が多いですよね?
なんだか息が詰まりそうな感覚になるんです。
なので私は、木に囲われた弊社併設のベーカリーとカフェに行くことが癒しの日課になりつつあります。
そんなの空間が家の中にあればどんなにいいことか…
こうやって毎日仕事をしながら体感しているからこそ、
自分が家を建てる時には絶対に木を使って癒しの空間を作りたい!
そして、今から家を建てるみなさまにも、ぜひ木を取り入れて欲しい!
と、心から思っています。
ウッドスタイルデザインは自然素材を使った家づくりを行っています。
能登ヒバや能登産の珪藻土を使用します。
自然素材はぬくもりがあることはもちろん、
身体にも優しい。
疲れを取りに温泉やマッサージに行かなくても、
毎日過ごす家の中にくつろぎと癒しの空間づくりをしてみませんか?
家づくりのご相談は以下よりご気軽にどうぞ
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